かつては国際線を運航していたからです。
1960年から約34年間、日本から世界へと人々を迎え送り出す国際線を運航する「国際空港」として活躍していました。1994年、関西国際空港の開港とともに、国際線は移管され、現在は国内のネットワークを提供する空港として利用されています。

空港の名前はそのときの名残やん♪
関西の3空港(KIX・ITAMI・KOBE)の中で最も歴史があり、通称 " 伊丹空港 ” として親しまれる「大阪国際空港/ITAMI」。1939年に開港した国内線ネットワークを提供する利便性の高い都市型空港です。そんな大阪国際空港のヒミツをご紹介!あなたはいくつ知っていますか?
1960年から約34年間、日本から世界へと人々を迎え送り出す国際線を運航する「国際空港」として活躍していました。1994年、関西国際空港の開港とともに、国際線は移管され、現在は国内のネットワークを提供する空港として利用されています。
空港の名前はそのときの名残やん♪
空港の敷地内は飛び地が点在しており、大阪府の豊中市と池田市、兵庫県伊丹市の2府県3市にまたがっています。ターミナルビルは豊中市、池田市、伊丹市に、滑走路は伊丹市と豊中市にあることが、大阪空港、伊丹空港と呼ばれ親しまれてる理由です。
大阪と兵庫を行ったり来たりできるやん!
途中、関西ゆかりのアートにも出会えるやん♪
北風が吹くことの多い大阪国際空港では、北に向かって離陸することがほとんどです。着陸するときも同じように風に向かって着陸しています。その方が短い距離で減速できるからです。北風か南風かで、飛行機の進行方向が決まっているのです。
向い風は飛行機のパワーになるんやん♪
❗ Point
滑走路の端に記されている数字やアルファベット。これは、滑走路の向きを表した「滑走路番号」で、世界的ルールに基づいてつけられています。 大阪国際空港は、磁北から時計回りに320°を向く「滑走路32 (Runway Three Two) 」と140°を向く「滑走路14(Runway One Four)」があります。通常時は滑走路32を使用する北向きの進行方向ですが、まれに逆向きのコース、滑走路14を使用する場合があり、通称「ワンフォー」と呼ばれています。
北立体駐車場①とモノレール駅をつなぐアクセスデッキは滑走路をイメージして作られたんやん♪
北立体駐車場①には飛行機デザイン、レンタルバイクのお店にも滑走路デザインが隠れてるやん♪
見つけてやん♪
ターミナルビル側に位置する「A滑走路」の長さは1,828m。きりのよい長さの滑走路が多い中、中途半端な長さになっているその訳は、米軍基地の時代に作られた滑走路だからといわれています。ヤード・ポンド法にすると「2,000ヤード」!メートル法だと半端な長さですが、ヤード法だとすっきりきれいな長さになるのです。
後から作られたもうひとつの長い滑走路「B滑走路」はぴったり3,000mやん♪
飛行機が安全に運航できるよう、離着陸の許可や飛行場面の走行経路の指示などを出す管制官がいる大阪国際空港の管制塔は、高さ66.8m。2001年3月まではターミナルビルの中央にありましたが、リニューアル工事に伴い、滑走路がよりよく見渡せるターミナルビルの南側に移設されました。
管制官は空港からの約半径9km圏内にいる飛行機に離着陸の許可、飛行場面の走行経路をパイロットに指示を出してるやん♪
❗ Point
飛行機が安全に離着陸するために、空港の周りには管制塔より高い建物はありません。それにより管制塔からは飛行機や周りの景色が良く見え、視界が遮られることがないようになっています。
航空法で決められているやん。
ドローンやラジコンも、空港の近くの対象地域では飛ばしたらあかんやん。
大阪国際空港には、2本の平行な滑走路があり、B滑走路を利用する際には、必ずA滑走路を横断しなくてはなりません。長短な2つの滑走路が平行し、隣接する「クロースパラレル方式」が採用され、特殊な運用をしているからです。
B滑走路を使って離着陸する飛行機の進路をよ~く見てみるやん♪
航空関連情報の収集や提供を行うOAG Aviation Worldwide Limited(以下、OAG)がまとめた世界の空港の定時運航遵守率ランキング「OAG Punctuality League 2020」で、大阪国際空港が、大規模空港部門で世界1位になりました。最近の2019年の受賞をはじめ、過去にも数回1位を獲得しています。
定時運航できるよう、スムーズでストレスフリーな空港をめざ して取り組みしてるやん♪
真っ白で、大きなボールのような形をしたもの、これは雨や雪などの降水の分布を観測する「ドップラーレーダー」という観測器です。空港周辺の急な天候の変化に対応するためのもので、大阪国際空港の周辺には2か所に設置されています。
真っ白な大きいボール、みんなもぜひ探してみてやん♪
日本で1か所しかないエプロン型※大型防音壁があります。住宅に近いエリアに防音壁を数多く設置していますが、中でもここは航空機のエンジンのテストを行うための施設です。大きな音が広がるのを防いでいます。
※ 空港で、飛行機をとめておく駐機場のことを「エプロン」と呼びます。
こんな大きな施設があるなんてびっくりやん!
デュウェル智紗氏がデザインしたアートパネルは、実は省エネ対策のパネルです。環境性能の高い外壁パネル・ガラスを使用しています。屋根や床の断熱性強化を行い 暖冷房効率を向上することで、省エネルギー・環境対策にも配慮しています。
飛行機からは「青」や「緑」に見えているパネルやん♪
大阪国際空港は縁起が良いといわれる日本の伝統模様「麻の葉模様」を各所に採用しています。柱には金箔・銀箔を蒔絵の手法で散らすなど、華やかで粋な空間を表現しています。
関西にゆかりのあるアート作品もあるやん♪
飛行機ファンの聖地とも呼ばれる「千里川河川敷(千里川土手)」は、大阪国際空港の南側に位置する河原です。着陸する飛行機のお腹を、頭上をかすめるほどの至近距離で見ることのできる絶景ポイントです。夜は、滑走路のライトと街の夜景が幻想的で美しいと人気です。
他にも飛行機が見れるスポットもいくつか紹介するやん♪
空港を一望できる公園。
離着陸する飛行機を見ることができます。
頭上をかすめる飛行機に手が届きそう。
聖地ともいわれるスポットです。
離陸していく飛行機を真正面から見ることができる公園です。
夜の展望デッキはムードたっぷり。
デートにもおすすめのスポットです。
搭乗・到着のお客さまのみお楽しみいただける保安検査後エリア(搭乗待合)の穴場スポットです。
お客さまの利便性向上と環境に配慮した取り組みとして「傘のリユースサービス」を行っています。
大阪国際空港には合計5か所のリサイクル傘コーナーを設けています。急な雨の日などはぜひご利用ください。
急な雨でも安心やん♪環境にもやさしい取り組みやん。
団体バス乗降場の隣(モノレール駅下)に、ペット専用トイレがあります。
おしっこポールや汚物用のゴミ箱のほか、水飲み場も完備しているので、ワンちゃんも搭乗前にリフレッシュでき、安心です。
※ 補助犬は空港内の多目的トイレもご利用いただけます。
補助犬などは空港内にも同伴することが許可されているやん。
世界初空港内ワイン醸造所と、醸造風景を眺めながらできたてのワインと南イタリア料理を楽しめるワインバル「エアポートワイナリー」があります。ソムリエ・ワインエキスパート資格試験の対策講座も不定期で開講しています。
空港内でワインをつくってるのは大阪国際空港だけやん♪
展望デッキ4階北側には噴水があるやん。夏場はお子さま連れに大人気やん。着替えとタオルをお忘れなくやん♪
2020年8月、国内線として日本初導入しました。搭乗ゲートへ続くウォークスルー型の商業エリアには、関西初出店の人気店や関西のお店が並びます。ご搭乗までの待ち時間、ご到着後の休憩にもご利用いただける空間となっています。
待ち時間も楽しめるやん♪